2001.2.3. Wellington JapanFestivalWind Orchestra NEWS =1=
Wellington Japan Festival
Wind Orchestra NEWS
=発行= 2001.2.3.
第1号
尼崎市食満5-22-1
兵庫県吹奏楽連盟
国際交流実行委員会
=第3回ウェリントンジャパン
  フェスティバルに参加すること=


  兵庫県吹奏楽連盟理事長 馬場武彦

 21世紀初頭の2001年に、国際交流の一環として、海外派遣吹奏楽団を結成し、実現に向かっていることの意義と喜びを感動的に受け止めています。
 参加する若者達は、吹奏楽を媒介として、ことばや生活習慣や文化の違いなどを乗り越えて、両国の親善を含めて大きな成果を残してくれると信じます。
 今回は、現役の高校生の選抜バンドです。恒に不安と期待がつきまとっていきますが、高校生の持つパワーとファイトについては、全国的な組織である高校文化連盟の各事業内容でも注目されるように、素晴らしく、たくましいものであります。ホームスティの体験も、現地高校バンドとの合同演奏や交換会なども楽しみです。
 兵庫県を始め、各地区の教育行政機関ほか、多くの方々より寄せられたご協力とご支援に対しまして、あつく御礼申し上げます。
 さて、本紙は、この大きな事業を成し遂げるために、その一助となるように発行されると聞きました。「参加する者」「送る者」が一体となった企画は、必ずや成功するに違いありません。  また、現在も引き続き新高校一年生を含めて募集を行っていますので、一緒に旅をしようという仲間の合流を心よりお待ちしています。
=ニュージーランドで
      吹奏楽サウンドを!=


  兵庫県高等学校吹奏楽連盟理事長
             青木 茂
 兵庫県吹奏楽連盟の馬場理事長より、兵庫県高校生選抜バンドでニュージーランド公演を実現したいという考えを聞き、準備にかかってから一年が経ちました。  吹奏楽の可能性を考えた時、私は過去に、コンクールや総合文化祭等、沢山のイベントに生徒を連れて参加したことはありましたが、吹奏楽を通して国際交流ができることは、それにもまして素晴らしいことだと思います。昔から音楽に国境はないといわれてきました。たとえ言葉が通じなくても、音楽を媒体として感動を伝えることができます。お互いの国の文化交流が世界平和にもつながります。ホームステイ等を通して異文化を知り、また体験することによって高校生が一回りも二回りも成長してくれることを期待しています。ニュージーランドへ是非一緒に生きましょう!
お知らせ

 本選抜バンドが、本年度兵庫県吹奏楽連盟指導者研修会のモデルバンドに選ばれました。
 楊鴻泰先生の指導の下、よりよい音楽作りをめざして欲しいと思います。
 またこの機会に、バンドとして一層の仲間作り、ステップアップも図っていただければと願っています。
ニュージーランドあれこれ
<正式国名> ニュージーランド(NEW ZEALAND)
<首 都> ウェリントン(WELLINGTON)
<人 口> 335万人(1990)
<面 積> 26万8,808平方Km
<言 語> 英語(公用語)マオリ語
<宗 教> キリスト教(英国教会、長老派、カトリック、メソジスト)
<通 貨> 基本通貨:ニュージーランドドル(NZ$)
      補助通貨:セント(¢)(100¢=1NZ$)
<電圧/周波数> 230V/50Hz
<プラグ> BF、S
<市内電話> 1通話=20¢(コイン)、時間制限無
<国際電話> 00-81-3-1234-5678(東京03-1234-5678)
<時 差> 日本より3時間早い(サマータイム期間は4時間早い)
<あれこれ> ニュージーランドは南太平洋に浮かぶ島国。南緯34度から47度の間にあり、西側のタスマン海をはさんでオーストラリアに隣接している。 面積は26万6171平方km、日本の約3/4。 大きく南北2つの島に別れている。北島は中央部に火山地帯を持ち、今もなお活発な活動を続けている。南島には南北に背骨のような南アルプス(3000m級の山)を持ち、南西側には、氷河によって侵食された雄大なフィヨルドを今も残す。気候は全体的に穏やか。日本のような夏の蒸し一応、四季はあるものの日本ほどはっきりとはしない。南半球にあるため北と南の感覚を逆にしなければいけない。つまり北にいけば暖かく南にいけば寒くなる。(以下次号)